今年のかれん秋の企画展は、かれんでアート活動に参加しているメンバーの作品と、写真家の写真作品、また、視覚障がいのある方が撮影した写真作品を展示します。

 写真家の尾﨑さんは、7年前から「視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室」を開催しています。都内やその近郊の公園で撮影会を行い、そこで撮った写真を特殊な印刷方法を使い、凸凹のある画面になるようにプリントして撮影者の方にお渡ししています。その活動の中で「見えない世界よりも、もっと見える世界を知りたい」や「視覚障がいのある方の話を聞きたい」という意見が参加者からあったそうです。

 今回のタイトル「みえるもの みえないもの」はそういった声をきっかけに、自分たちを取り巻くについてもう一度考えてみようと生まれました。それぞれの作品を通して「みえるもの みえないもの」について、みなさんも一緒に探ってみませんか。

 

みえるものみえないもの 写真

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